カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは22日、米国の人種的マイノリティー(少数派)企業で自動車部品メーカーのLANマニュファクチャリングと合弁会社を設立すると発表した。座席を生産し、フォード・モーターに納入するとしている。

米ミシガン州デトロイト市に合弁会社のLMマニュファクチャリングを設立する。マグナの出資比率は49%で、LANのシルベスター・ヘスター最高経営責任者(CEO)が新会社の社長を兼務する。新会社はデトロイト市内で床面積29万6000平方フィート(約2万7500平方メートル)の工場を賃借し、フォードのスポーツタイプ多目的車(SUV)や各種トラック向けの座席を製造する。操業開始は2023年の第2四半期(4~6月)を予定しており、新規雇用創出は390人を見込んでいる。

2022/2/24

 

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