自動車用シーリングと防振システムの米ヘニゲス・オートモーティブ・ホールディングス(Henniges Automotive Holdings)は1日、中国の自動車部品メーカーの貴州貴航汽車零部件(Guizhou Guihang Automotive Components)と合弁会社を設立したと発表した。

ヘニゲスの現在の中国事業と、貴州貴航汽車零部件の子会社でシーリングシステム事業を行う貴州紅陽密封件(Guizhou Hongyang Sealing Parts)、上海紅陽密封件(Shanghai Hongyang Sealing Parts)の2社を統合する。

合弁会社の社名はヘニゲス(チャイナ)シーリング・システムズで、ヘニゲスが過半数を出資する。ヘニゲスは合弁会社を通じ、中国の自動車市場への浸透をさらに促進する。

貴州貴航汽車零部件は貴州省貴陽市に本社を置き、主な製品は自動車用シールストリップ、多機能スイッチ、ワイパーなど。シーリング事業は、上海汽車集団(上汽集団)や江鈴汽車(JMC)、上汽通用五菱汽車(SGMW)、東風商用車(DFCV)向けに供給を行っている。

2022/3/3

 

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