ブラジル自動車工業会(ANFAVEA)が8日発表した2022年2月の同国の自動車生産台数(乗用車、小型商用車、トラック、バス)は前年同月比15.8%減の16万5935台と2カ月連続で減少した。前月比では14.1%増だった。1~2月の累計生産は前年同期比21.7%減の31万1352台となった。

2月の生産の内訳は、乗用車が前年同月比16%減の13万221台と2カ月連続の減少。小型商用車(LCV)が21.7%減の2万2369台と7カ月連続で減少した。トラックが3.5%減の1万1389台と減少に転じ、バスは23.1%増の1956台と増加に転じた。

■国内新車販売は7カ月連続の減少

2月のブラジル国内の新車登録台数は22.8%減の12万9275台と7カ月連続で減少した。1~2月の累計販売は24.4%減の25万5793台となった。

2月の新車登録台数の内訳は、乗用車が23.8%減の9万7606台と8カ月連続で減少し、LCVが24.8%減の2万2852台と6カ月連続で減少。トラックが2.1%増の7943台と16カ月連続で増加した。バスは22.1%減の874台と3カ月ぶりに減少に転じた。

■自動車輸出は3カ月連続の増加

2月の完成車の輸出台数は25.4%増の4万1449台と3カ月連続で増加した。1~2月の累計輸出は17.3%増の6万9157台となった。

2月の輸出の内訳は、乗用車が27.6%増の3万2052台と3カ月連続で増加。LCVが33.9%増の7715台と2カ月連続で増加した。トラックは25.7%減の1455台と2カ月連続で減少。バスは2.3%増の222台と4カ月連続で増加した。



2022/3/9

 

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