独立系商社の阪和興業(本社:大阪市中央区)は1日、豪州のリチウムイオン電池正極材向けリチウム化合物生産者のレイク・リソーシズ(Lake Resources)との間で、製品のオフテイク(購入)権などに関する法的拘束力のない基本合意書を締結したと発表した。阪和興業はレイクの年間計画生産量5万トンのうち、年1万5000~2万5000トンを10年間にわたって購入する契約の締結に向けた具体的協議に入る。


電気自動車(EV)の浸透に伴う電池需要の増大により、資源確保がより困難な状況となっているなか、阪和興業はさらなるリチウム資源の確保を目指す。

2022/4/4

 

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