中国の民営自動車メーカー大手の浙江吉利控股集団(本社:浙江省杭州市)と同社傘下のスウェーデンの高級車メーカーであるボルボ・カー・グループ(ボルボ・カーズ)の合弁会社であるポールスター(Polestar、中国語名:北極星)は4日、レンタカー大手の米ハーツから5年間にわたって6万5000台の電気自動車(EV)を受注したと発表した。


■欧州では春、米豪では年内にレンタル開始

ポールスターは近くハーツへの納車を開始する予定で、当面はクロスオーバー車の「ポールスター2」を納入する。ハーツは欧州では2022年の春、米国と豪州では2022年の後半から顧客への貸し出しを開始する。ハーツはポールスターから調達したEVをレンタカー事業に投入するだけでなく、配車サービスのドライバーにも貸し出していきたい意向だ。

ポールスター昨年12月、2021年の世界販売台数が2万9000台に達するとしたうえで2022年以降も新モデルを投入し続けると表明。2025年までに販売台数は10倍に増えるとの展望を示していた。

2022/4/5

 

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