米国の自動車部品メーカーであるモーガン・ポリマー・シールズ(Morgan Polymer Seals)は13日、メキシコ西部のバハ・カリフォルニア州ティフアナにある既存工場を拡張すると発表した。パワートレインや燃料系統、電子部品などのガスケットやシールの生産能力を引き上げるための措置としている。

ティフアナ工場の面積を3万5000平方フィート(約3252平方メートル)拡張する。投資額や生産能力の増加分については公表していない。拡張した部分の稼働は今年の6月1日に開始する予定としている。

同社は1997年に現社長のケビン・モーガン氏によって設立された。本社は米カリフォルニア州サンディエゴ市にあり、メキシコ国内では3カ所に工場を保有。年間で1億個以上のガスケットやシールを製造し、フォード・モーターやゼネラル・モーターズ(GM)、ステランティス、フォルクスワーゲン(VW)に納入している。

2022/4/14

 

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