カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは19日、韓国のLG電子との合弁会社であるLGマグナe―パワートレインがメキシコのコアウイラ州ラモスアリスペ市で新工場を建設すると発表した。同社にとって北米で初の生産拠点となる。

新工場の面積は26万平方フィート(約2万4150平方メートル)で、インバーターやモーター、車載充電器などを製造し、米ゼネラル・モーターズ(GM)に納入する。2023年中に操業を開始する予定だ。新規雇用創出は400人と見込んでいる。ただし、投資額については公表していない。

LG電子とマグナは2020年12月、EVのパワートレイン事業に主軸を置いた合弁会社の設立計画を発表。出資比率はLG電子が51%、マグナが49%。合弁会社の本社は韓国の首都ソウルに隣接する仁川広域市に置いており、現在の従業員数は1300超となっている。

2022/4/20

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する