フランスのプラスチック部品メーカー、ノバレス(Novares)は22日、メキシコ北西部のソノラ州サンタアナで新工場を開所したと発表した。新規雇用創出は400人としている。

新工場では排ガス処理系統の樹脂製チューブやオイルセパレーター部品などを生産する。新型のCVT押し出し成形機も導入しており、電池冷却システムの部品も製造することも可能となっている。米国のウィスコンシン州リッチモンド工場から一部の製品について生産を移管するとした。ただし、新工場の年間生産能力については言及していない。

投資額は175万米ドルで、面積は8014平方メートル。米国との国境から約100キロメートルの地点に位置しているという。

ノバレスは22カ国に工場41カ所とスキルセンター8カ所、技術センター8カ所、カスタマーサービスセンター23カ所を置いている。メキシコでは1994年に生産を開始しており、2018年にもチワワ州で工場を開所していた。

2022/4/25

 

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