インドの自動車大手タタ・モーターズは6日、電気自動車(EV)を利用したタクシー会社である地場のブルースマート・エレクトリック・モビリティ(BluSmart Electric Mobility)にEVの「XPRES(エクスプレス)―T」を1万台納入する契約を締結したと発表した。国内のフリート向けEVの受注では最大としている。近く納入を開始する。


■昨年10月に3500台納入の契約

タタ自は昨年10月、ブルースマートにエクスプレス―Tを3500台納入する契約を結んでおり、今回は追加契約となる。

タタ自は昨年7月、フリート顧客専用ブランド「エクスプレス(XPRES)」を立ち上げた。同ブランド初のモデルとなるエクスプレス―Tは、21.5キロワット時(kWh)または16.5kWhの電池を搭載し、航続距離はそれぞれ213キロメートルと165キロ。急速充電ステーションを使用した場合、それぞれ90分と110分で80%まで充電できる。15Aのプラグポイントからも充電可能。

2022/6/7

 

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