自動運転車向けのライダー(LiDAR、レーザー光線を使った距離計測技術)センサーを手掛ける中国の速騰聚創科技(ロボセンス、本社:広東省深セン市)はこのほど、日産自動車が出資する自動運転技術の新興企業のウィーライド(WeRide、文遠知行)と戦略的提携で合意したと発表した。ウィーライドはスマートソリッドステートライダーの車載用アプリケーションの開発を推進し、自動運転技術の開発と商業利用を加速することを支援する。


ウィーライドの創業者で最高経営責任者(CEO)を務める韓旭(トニー・ハン)氏は、ロボセンスとの提携により、次世代のレベル2~4の自動運転ソリューションで強力な競争力がもたらされると述べている。

■ロボセンスがスマート生産ラインの導入完了

ロボセンスはまた、広東省の広州市と深セン市などでスマート生産ラインの導入をほぼ完了したと明らかにした。年産能力は100万台を見込んでおり、ウィーライドなどのパートナーに継続的かつ安定的に製品を供給できるとしている。

2022/6/14

 

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