フランスの燃料電池車(FCV)メーカーのHopiumは14日、コンセプトカーのセダン「Hopium Machina Vision」を発表した。10月17~23日に開催されるパリモーターショーで初公開される。

Hopium Machina Visionは、独ポルシェや電気自動車(EV)の米テスラ、米ルーシッド・モーターズ(Lucid Motors)に以前勤務していた自動車デザイナーのフェリックス・ゴダール氏が設計。「pillar-to-pillar」ディスプレーによってドライバーと乗員の両方がアクセスできるデジタル情報が特長とされる。波のような動きで、完全または最小化されたレイアウトに変えることができ、 触角コンソールによってインターフェイスとの新しい感覚接続を実現。後部では快適な内装スペースとスカイビューを実現したという。

■初のモデルは年内に量産前車両を発表

Hopiumはル・マン24時間レースで最年少優勝を果たしたレーシングドライバーのオリビエ・ロンバード氏がサーキットでの経験を生かして2019年に設立。1年前に同社初のモデルとなるセダン「Machina」のプロトタイプを発表し、年内にMachinaの量産前の車両を発表する予定とされている。

2022/6/15

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する