現代自動車は27日、ヒュンダイ・アメリカ・テクニカルセンター(HATCI)が米ミシガン州アナーバー近郊のスーペリアに車両の安全性能試験と分析を行う「セーフティー・テスト&インベスティゲーション・ラボラトリー(STIL)」を建設すると発表した。投資額は5160万米ドルで、2023年秋の稼働を計画し、160人が試験業務に従事する予定だ。

■衝突試験場など開設

STILはフィールド衝突試験ラボ、高電圧バッテリーラボ、全長500メートルのテストトラック、ビークル・ダイナミクス・エリアを備える予定で、車両の問題を特定し、衝突を防止して乗客の安全を確保するという同社の安全への取り組みを強化することに重点を置いているという。

HATCIは1986年にミシガン州アナーバーに開設された。現代自グループが世界に所有する6つの研究開発(R&D)センターの1つ。

2022/6/30

 

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