米ゼネラル・モーターズ(GM)は19日、電気自動車(EV)のシボレー「ブレイザーEV」はメキシコ北部コアウイラ州のラモス・アリスぺ(Ramos Arizpe)工場で生産すると明らかにした。近く北米域内で一部のグレードから先行して販売を開始する。

■航続距離は397~515キロ

ブレイザーEVは中型クロスオーバーセグメントに属するEVで、航続距離は247~320マイル(約397.5~515キロメートル)。190キロワット(kW)の急速充電に対応しており、10分間の急速充電で約78マイル(約125.5キロ)の走行が可能になる。グレードによって前輪駆動と後輪駆動、全輪駆動を選ぶことが可能で、最高級グレードの「SS」では最高出力が557馬力に達するとした。

■廉価グレードの発売は来年

中間的なグレードの「2LT」と「RS」は今年の夏の間に発売し、最高級の「SS」は年内に発売する。廉価グレードの「1LT」と主にレンタカー向けとなる「PPV」グレードの発売は2024年の第1四半期(1~3月)中の発売となる見通しだ。価格は4万4995~6万5995米ドルの設定となっている。

2022/7/20

 

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