住江織物(本社:大阪市中央区)は26日、メキシコ子会社のSuminoe Textile de Mexico(STM)が自動車内装材向け合成皮革製造ラインを新設すると発表した。2023年7月に製造ラインの設置を開始し、同年12月に先行生産。24年3月に量産を開始する。

合成皮革の製造ラインは、STMのグアナフアト州イラプアト市カストロデルリオ工業団地内の工場に新設。北中米の合成皮革市場の拡大に対応し、提案力と競争力のさらなる強化を図る。

住江織物グループの自動車内装事業は天井材、シート表皮材、カーマット、フロアカーペットなど、足元から天井まで自動車内装材をトータルで供給できるのが最大の特長。日本国内のほか、米国、メキシコ、中国、タイ、インドネシア、インドの海外6ヵ国12拠点に製造・販売拠点を置き、世界最適供給体制を目指しているという。

2022/7/27

 

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