中国の浙江吉利控股集団の傘下にあるマレーシアの国民車メーカーのプロトンは19日、南アフリカでの販売を正式に再開した。2012年に撤退してから、10年ぶりの南ア市場への再進出となる。


南アの販売代理店であるコンバインド・モーター・ホールディングス(CMH)が同日、マレーシアから輸入したプロトンのスポーツタイプ多目的車(SUV)「X70」と「X50」の発売イベントを開催した。プロトンは今年4月、CMHと代理店契約を締結していた。

■今後半年でディーラー網25カ所に拡大へ

今年後半から来年初めにはセダン「サガ」の南ア販売も開始する予定で、CMHは向こう6カ月間でプロトンのディーラー網を25カ所に拡大する計画。

プロトンの22年1~8月の輸出台数は4040台で、21年通年の実績を33.9%上回っている。22年通年の輸出台数は6000台を目標にしている。

2022/9/20

 

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