ベルギーの変速機メーカーであるパンチ・パワートレイン(Punch Powertrain)はこのほど、インドのタタ・グループ傘下の自動車部品メーカー、タタ・オートコンプ・システムズとインドに折半出資の合弁会社を設立することで合意したと発表した。パンチの変速機を製造する。規制当局の承認を得た後で設立する見通しだ。


新会社ではパンチのデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)「DT1」を製造し、インドと世界市場向けに販売するほか、従来型のハイブリッドDCTや無段変速機(CVT)、電気自動車(EV)用減速機をインド国内向けに供給する。

パンチは合弁会社の設立により、タタ・オートコンプの専門知識を活用して変速機の生産を完全に現地化し、インド国内の自動車メーカーに手ごろな価格でパワートレインソリューションを提供できるようになるとしている。

2022/9/28

 

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