南アフリカ自動車工業会(NAAMSA)が3日発表した2022年9月の新車販売台数(乗用車、商用車)は前年同月比10.8%増の4万7786台と9カ月連続で増加した。1~9月の累計販売台数は前年同期比13.4%増の39万1936台となった。

■小型商用車が2カ月連続の増加

9月の車種別の新車販売は、乗用車が9.7%増の3万2392台と2けた増から1けた増に減速。小型商用車(LCV)が14.9%増の1万2573台と2カ月連続で増加した。中型商用車(MCV)は15.3%増の882台と2カ月ぶりに増加。大型商用車(HCV)は3.6%増の490台で、超大型商用車(XCV)が0.7%増の1367台と5カ月連続で増加した。バスは10.8%増の82台と2カ月連続で増加した。

■奇瑞汽車が10位に

メーカー別の国内販売台数(乗用車、商用車)は、首位のトヨタ自動車が1万2059台、2位のフォルクスワーゲン(VW)が6750台、3位のスズキが4355台、4位の現代自動車が3146台だった。5位の日産自動車は2649台、6位のルノーは2601台、いすゞ自動車が2287台で8位から7位に上昇した。フォード・モーターは2212台で7位から8位に後退。起亜は2086台で前月に続いて9位だった。奇瑞汽車が1352台で10位に上昇した。

■自動車輸出は104.6%増

9月の南アの自動車輸出台数は104.6%増の4万1474台と4カ月連続で増加した。乗用車の輸出が64.2%増の2万3680台と4カ月連続で増加し、LCVの輸出は204.7%増の1万7691台と2カ月連続で増加した。

1~9月の自動車の累計輸出は14.4%増の26万3860台となった。



2022/10/5

 

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