伊藤忠丸紅鉄鋼は2日、同社の米国法人のMarubeni-Itochu Steel America(MISA)を通じ、ワージントン・インダストリーズ(Worthington Industries)とUSスチールの合弁会社であるワージントン・スペシャリティー・プロセシング(Worthington Specialty Processing)のミシガン州ジャクソンの工場を買収したと発表した。
■北中米に加工センター8カ所
伊藤忠丸紅鉄鋼はすでに北米と中米で5社の鋼材加工事業会社を通じて8拠点の加工センターを保有しており、今回の買収により、北米での自動車産業向け鋼材加工事業のさらなるサービス拡充を図る。
MISAは新会社のMISAスペシャリティー・プロセッシングを設立し、薄板類の加工を手掛ける同工場の資産と事業を継承する。ジャクソン工場の従業員数は82人で、主要設備は1000MTプレスブランキング1基、レーザープランキング1基、レベラー2基、エッジトリムスリッター1基。
2022/11/4