平田機工(本社:熊本県熊本市)は16日、北米の新興EV(電気自動車)メーカーからEV関連設備の大型案件を受注したと発表した。


今回受注した設備はEV用ドライブユニット(Electrical Drive Unit、EDU)の組立ラインなどで、工事の進捗に応じ、設備の完成まで順次、売り上げを計上するという。受注額は平田機工と同社の北米子会社を合わせ75億円超。

■昨年9月に続く受注

同社は昨年9月、北米の新興のEVメーカーから約40億円の生産設備を受注したと発表した。同EVメーカーとの取引は初めてとしていたが、今回の大型案件の受注も同じメーカーという。供給先のメーカー名は非公表。

平田機工は自動車や半導体、家電などさまざまな業界に向けた多様な生産システムの製造・販売事業を世界的に展開。このうち自動車関連の生産設備事業については、2017年3月期から本格的にEV関連の生産設備事業を手掛け、世界的な電動化の加速を受け、受注実績を積み重ねている。

2022/11/18

 

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