アイルランドの自動車部品メーカーであるマーゴン(Mergon)は2日、メキシコ法人のマーゴン・メキシコが同国北部コアウイラ州のラモス・アリスぺ(Ramos Arizpe)市で新工場を開所したと発表した。

新工場への投資額はフル稼働までに1500万ユーロ(約21億3000万円)を予定している。初年度に150人の新規雇用を創出する。

同社はアイルランド中部のウェストミース州キャッスルポラード(Castlepollard)に本社を置き、ウインドーウォッシャーやエアマネジメント・システムなどの樹脂製部品を主要製品としている。アイルランドのほかにチェコや英国、米国に工場を置いており、今回のメキシコ工場が5カ所目の生産拠点となる。

北米では特に電気自動車(EV)を製造するメーカーからの需要が拡大したことから、新工場の建設を決めた。主要顧客としてはBMWとリヴィアン・オートモーティブを挙げている。

2022/12/5

 

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