自動車部品大手の米ボルグワーナーは6日、燃料系統部品事業とアフターマーケット部品事業をスピンオフ(分離・独立)すると発表した。電気自動車(EV)関連事業に集中するための措置としている。関係当局などの承認を得たうえで2023年中に実施する方針だ。

燃料系統部品事業とアフターマーケット部品事業は分離後に1社の上場企業となる見通し。今年1~9月の売上高と調整済み営業利益率は燃料系統部品事業が17億米ドルと11.3%で、アフターマーケット部品事業は10億米ドルと14.5%だった。

一方、両事業を分離した後のボルグワーナーは売上高に占めるEV関連事業の割合を2025年までに25%まで引き上げることを目指すとしている。

2022/12/8

 

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