中国の浙江吉利控股集団(吉利集団、本社:浙江省杭州市)の傘下にあるスウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カー・グループ(ボルボ・カーズ)の子会社で、高級EV(電気自動車)ブランドのポールスター(Polestar、中国語名:北極星)は19日、中国のスマートフォン(スマホ)メーカーの珠海市魅族科技(メイズ、本社:広東省珠海市)と戦略的提携を結んだと発表した。ポールスターとメイズは合弁会社を設立し、車載ソフトウエアを開発する。


■ポールスターの中国販売モデルに車載ソフト搭載

合弁会社への出資比率は、ポールスターが49%、メイズが51%となる。メイズの既存の技術プラットフォームである「Flyme Auto」をベースにし、車載アプリやストリーミング サービス、インテリジェント車両ソフトを含むシームレスなオペレーティングシステムを開発し、中国で販売するポールスターのEVに搭載する。

ポールスターの中国の営業スタッフ約130名が合弁会社に異動する予定という。

メイズは昨年7月、吉利集団の創業者である李書福(エリック・リー)氏が運営するベンチャー企業の湖北星紀時代科技(本社:湖北省武漢市)に約79.1%の株式を売却し、吉利集団のグループ企業となっている。

2023/06/20

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する