インドの自動車大手マヒンドラ&マヒンドラは3日、シンガポールの政府系投資会社テマセクがマヒンドラの電気自動車(EV)事業子会社であるマヒンドラ・エレクトリック・オートモービル(MEAL)に出資すると発表した。


テマセクによる出資額は120億ルピー(約207億円)で、テマセクのMEALに対する出資比率は最大2.97%となる。現在のMEALの評価額は8058億ルピー(約1兆3900億円)とされた。

■SUV販売の20~30%をEVに

マヒンドラは2027年までにスポーツタイプ多目的車(SUV)の販売台数に占めるEVの割合を20~30%に引き上げる目標を掲げている。同社は今年3月に南部テランガナ州のザヒーラバード工場を拡張し、電動三輪車や四輪の電気自動車(EV)を生産する新棟を建設すると発表。昨年12月にも同国西部のマハラシュトラ州プネ市近郊でEVを生産する新工場を建設すると発表していた。プネの新工場ではEV用の新プラットフォーム(車台)「INGLO」を共用するモデルを生産することになっている。

2023/08/04

 

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