自動車・産業用ばねを製造する中央発條(本社:愛知県名古屋市)は8月31日、自動車の足回りに使用されるスタビライザーが、トヨタ自動車と中国の新エネルギー車(NEV)大手の比亜迪(BYD)の合弁会社である比亜迪豊田電動車科技(BYD Toyota EV Technology、BTET)と、中国第一汽車集団(一汽集団、本社:吉林省長春市)との合弁会社である一汽豊田汽車(一汽トヨタ)が共同開発した電気自動車(EV)のセダン「bZ3」に採用されたと発表した。


スタビライザーはカーブ時の走行安全性を高める重要な部品で、中央発條の製品は高い性能や品質が評価され、今回の採用につながったという。bZ3以外のEVへの供給も予定されており、中央発條はさらなる拡販を計画。新たなEV部品の開発も進めている。

2023/09/01

 

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