ドイツの自動車部品大手エバスペヒャー(Eberspaecher)はこのほど、排ガス制御技術ブランド子会社のプレム・バイ・エバスペヒャー(Purem by Eberspacher)が中国の河南省許昌市で新工場を開所したと発表した。中国の排ガス規制「国6」に準拠した製品を製造し、中国の乗用車と商用車のメーカー向けに供給する。


新工場では触媒コンバーターや微粒子フィルター、マフラーなどから成る排ガス後処理システムを製造する。面積は7000平方メートルで、12本の生産ラインを備えており、年産能力は50万ユニット。現在の雇用者数は約80人で、2024年末までに最大130人まで増える見通しとしている。

許昌市の新工場は同社にとって中国で8カ所目の生産拠点で、アジアではほかにインドで2カ所、マレーシアとタイで各1カ所の合弁生産拠点を展開している。

2023/11/27

 

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