自動車用シーリングと防振システムの米ヘニゲス・オートモーティブ・ホールディングス(Henniges Automotive Holdings)は1月31日、カナダのオンタリオ州バーリントン(Burlington)にある工場を閉鎖すると発表した。年内に閉鎖するとしている。

同工場では自動車メーカー向けのシーリング部品を製造。現在の従業員数は220人となっており、全員がワーカーズ・ユナイテッドカナダ・カウンシルの労働組合に加入しているという。従業員の処遇については言及していない。

同工場で生産している品目については、ほかの既存工場に移管することになっており、顧客への影響はないとしている。

ヘニゲスは米ミシンガン州オーバーンヒルズに本社を置き、主要自動車メーカーにドアやウインドー、トランク、リフトゲート、サンルーフ、フード用のシーリングシステムを供給。米国のほか、欧州やアジアに生産拠点を保有し、従業員数は約9000人に上る。

2024/2/1

 

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