日本特殊陶業は1日、同社の子会社でスパークプラグと自動車用センサーの製造と販売を手掛ける米ニテラ・ノースアメリカ(Niterra North America)と半導体・セラミック関連製品の販売を手掛ける「米国テクノロジー」の2社を4月1日付で合併すると発表した。ニテラを存続会社とする吸収合併により、同社が米国テクノロジーの事業を承継する。


日本特殊陶業は昨年4月に英文商号を「Niterra」に変更していた。米子会社を今回の吸収合併によりNiterraを冠した社名とすることで、中長期的なブランド価値の向上を目指すとともに、2社の管理部門を統合することにより、経営戦略立案と意思決定の迅速化、最適なリソース配分といった合理化を図り、変化する事業環境への対応と競争力の強化を目指す。

2024/03/04

 

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