自動車向けソフトウエアを開発する英SODAは６日、ソフトウエア定義車両（Software Defined Vehicle、ＳＤＶ）開発キット「SDV Kit」を発表した。同キットを利用することにより自動車メーカーは品質や安全性、セキュリティーに妥協することなく、車両ソフトウエアを２倍速く開発し、従来の４分の１のコストで新型車の市場投入までの時間を短縮することが可能になるとしている。

SDV Kitには▽要件から認証まで、エンジニアを支援する人工知能（ＡＩ）を利用したツール▽要件、アーキテクチャー、ソフトウエア、テストを備えた200以上のすぐに使える車両機能▽SODA認定の電子制御ユニット（ＥＣＵ）を備えた電気／電子（Ｅ／Ｅ）アーキテクチャー▽開発ニーズをサポートする車両サービスおよびシステムエンジニアリングサービス一式――を含む。

SDV Kitの詳細はSODAのウェブサイト（ https://soda.auto/sdv-kit/index.html ）で閲覧できる。

2024/03/12