サンデンは23日、フランス子会社のSanden Manufacturing Europe(SME)が自動車業界の電動化の加速に伴い、次世代の電動コンプレッサーの生産ラインを新設すると発表した。主要市場である欧州エリアの生産能力を増強する。
■25年秋に年産能力115万台に
欧州エリアでは現在、年間40万台の電動コンプレッサー生産能力を保持しているが、今回の増強により、2025年秋には115万台の生産が可能になる。さらに、最先端の生産ラインで製造される次世代型の電動コンプレッサーは、プラットフォーム設計に基づき、高電圧から低電圧、大容量からコンパクトなサイズまで、幅広いニーズに対応することが可能としている。
■仏政府から約20億円の補助金
SMEは今回の電動コンプレッサーの生産ライン新設に対し、フランス政府から4年間で約20億円の補助金を獲得。同国政府は「FRANCE2030」政策の中で、2030年までにフランス国内で電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)を200万台生産する目標を掲げており、同社の次世代の電動コンプレッサーの性能が環境へ配慮していることが高く評価されたという。SMEは仏北西部ブルターニュ地方で初めてFRANCE2030政策に基づく補助金交付先の企業に認定された。
2024/05/24


