ニデックは3日、中国の現地法人、ニデックモータ(大連)が自動車向けエアサスペンション用モーターを開発したと発表した。
同社はこれまで培ってきたブレーキ用モーターやパワーステアリング用モーターなど、ドライブトレイン向け製品での技術を生かし、エアサスペンション用モーターを開発した。同製品は「小型、長寿命、高起動特性」が特長で、エアタンクに圧縮した空気を供給するエアコンプレッサーを駆動する役割を担う。
■走行状況に合わせた車高調整が可能に
従来のサスペンションはコイルスプリングで振動や衝撃を吸収し、車体の揺れを軽減する役割のみを果たしていたが、エアサスペンションでは空気圧を利用するため細かな車高調整が可能で、自動車の乗り心地向上のほか、高速走行時には車高を下げて空気抵抗を低減し、オフロード走行時には車高を上げて走破性を高めるなど、走行状況に合わせた車高調整することができるという。
ニデックモータ(大連)は1992年にニデックが中国本土で初めて設立した現地法人で、自動車のブレーキ、ドライブトレイン、ステアリングなど主要機能に関わるモーター製品に加え、自動車の快適性を向上させる各種モーター製品(エアサスペンション用途、サンルーフ用途、シート調整用途、コラムアジャスター用途など)を開発・生産・販売している。
2024/06/04


