伊藤忠商事は11日、商用車の自動運転技術を開発し、自動運転車両を用いた物流サービスを米国・カナダで展開する米スタートアップ企業のガティック(Gatik)に出資したと発表した。出資額は公表していない。
ガティックは自動運転のソフトウエアのほか、自動運転車両の全体設計、試験評価に関するノウハウを有し、特定の区域などの条件付きでドライバーが関与せず走行可能な「レベル4」の公道(高速道路と一般道路)での商用運行にも成功。特に「ミドルマイル領域」と呼ばれる物流セグメントで荷主の中間倉庫間、倉庫と店舗間の自動運転車両による物流サービスを米国で唯一、提供している。
伊藤忠は今回の資本提携を通じ、米国で取り組む商用車の卸売・販売金融事業などとのシナジーの創出など、川下領域でのバリューチェーンの拡大を図るとともに、米国以外の地域でも自動運転車両による物流サービスの可能性を追求する方針。
2024/6/12


