フコクは18日、インドの現地法人Fukoku India(FIPL)が開発・営業・生産の各体制のさらなる強化を図ると発表した。
■プネ工場内に技術センター開設
FIPKは西部マハラシュトラ州プネの本社工場内に「テクニカルセンター」を開設し、設計・評価機能を拡充する。インドの自動車市場では、同国政府が電気自動車(EV)化を推進するとともに、内燃エンジンの需要も当面は伸長する見込み。同社はインドの自動車市場の成長に対応するため、EVなどの新製品の開発とダンパープーリーなど内燃エンジン向けの製品の技術サービスのよりスピーディーな提供を目的に、日本からのエンジニア派遣のほか、防振ゴム用研究開発(R&D)試験設備の設置を順次進めている。2024年度から設計体制の整備、評価設備の配置を進め、インド国内での設計から評価までの一貫した開発体制の実現を目指す。
■グルグラムにセールスエンジニアリング営業所を設置
同社はまた、インド市場で同社の保有する技術と顧客ニーズをマッチングさせ、さらなる拡販を進めるため、現地でのセールスエンジニアリング機能を強化した営業所を首都ニューデリー近隣の北部ハリヤナ州グルグラム(旧グルガオン)グルグラムに設置。今年秋ごろの開所を目指している。
FIPLはインド国内で好調な防振ゴム部品の受注増に対し、高品質な製品をより安定的に供給するため、マハラシュトラ州コールハープルで鋳物工場を取得。9月の鋳造開始を予定しており、素材から製品までの一貫生産体制を確立して、自動車向け鋳物製品の生産能力を増強する。
2024/07/19


