自動車部品大手の仏フォルビア(Forvia)は23日、中国の二次電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD)との協業をアジアだけでなく欧州にも拡大すると発表した。

まずはハンガリーで協業する。ただし、合弁事業なのか、あるいは共同開発や生産委託かなどの協業の詳細については言及せず、「協力して運営する」と説明している。生産品目についても言及していない。

両社の合弁会社である深セン仏吉亜汽車部件(本社:広東省深セン市、英文表記:Shenzhen Faurecia Automotive Parts )は2017年の設立で、出資比率はフォルシアが70%、BYDが30%。中国国内の7カ所に工場、広東省の深セン市に研究開発(R&D)センターを保有しており、今月18日にタイ中部のラヨン(Rayong)県で座席を組立生産する新工場を開所した。同合弁会社全体の座席年産能力は260万台分に上る。

2024/7/24

 

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