英領マン島に本社を置くライフゾーン・メタルズ(Lifezone Metals)は23日、豪州の西オーストラリア州パースに位置するシミュラス研究所で進行中の半連続パイロットスケール精錬実験作業で、ニッケル、銅、コバルトのカソード(正極材)サンプルの生産に成功したと発表した。タンザニア北西部に位置するカバンガ(Kabanga)ニッケル・プロジェクトのボーリングコア・サンプルから得られた浮選精鉱から生産した。
同ニッケル・プロジェクトは世界最大級の未開発の硫化ニッケル鉱床で、カバンガの南西約340キロメートルに位置するカハマのマルチ・メタル処理施設(カハマ精錬所)でニッケル、銅、コバルトの製錬が行われる。
ライフゾーンは同ニッケル・プロジェクトと同社のハイドロメット技術の組み合わせにより、世界の電池用金属市場向けに、ロンドン金属取引所(LME)の基準に見合うニッケル、銅、コバルトの新たな供給源の確保することを目指している。同プロジェクトのフィージビリティースタディー(実現可能性調査)は今年第3四半期(7~9月)中に完了する予定。
2024/7/25


