豊田通商は26日、グループ会社の豊田通商アフリカ(TTAF)がオギハラ(本社:群馬県太田市)のタイ子会社であるオギハラタイランド(OTC)と自動車用プレス部品を製造する合弁会社のオギハラ南アフリカ(OSA)を設立したと発表した。OSAは南アの東部ダーバン市で工場の建設を進めており、2026年1月からプレス部品の製造を開始する予定。製品はOTCとトヨタ自動車の南アフリカ子会社の南アフリカトヨタ(TSAM)向けに供給する。


OSAは今年1月に設立し、出資比率はTTAFが49%、OTCが51%。同合弁会社は、OTCから輸入しているプレス部品を現地生産することで、TSAMのプレス部品の現地調達率引き上げに寄与するとともに、現地生産する部品の種類を広げ、最終的にはOSAでの完全現地生産を目指す。OSAは26年までに約250人の現地雇用を予定する。

■南ア政府が35年までに車部品の現調率60%目標

アフリカ最大の自動車生産国である南アフリカでは失業率の高さが社会的な問題となっており、同国政府の自動車産業政策(SAAM)では35年までに自動車生産部品の現地調達比率を現在の39%から60%まで高めることや、自動車産業関連の雇用者を現在の2倍に当たる24万人にすることなどが定められている。こうした政府の方針を受け、TSAMも部品の現地調達率の向上を目指している。

2024/08/27

 

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