スペシャルティーポリマーの米サイエンスコ(Syensqo)は3日、同社と米ゼネラル・モーターズ(GM)の電池モジュールがAltair Enlighten Awardの軽量化モジュール部門で受賞したと発表した。
■37%の軽量化と25%のコスト削減を実現
サイエンスコのポリフタルアミド(PPA)「Amodel」を使用したGMのハイブリッド電池モジュール構造は、従来の電池モジュールに見られる圧縮リミッターやフィルム、コーティングを不要にする部品統合により、37%の軽量化と25%のコスト削減を実現した。
サイエンスコでエグゼクティブキーアカウントマネジャーを務めるHirschhorn氏は、電気自動車(EV)の電池設計の分野では軽量化と機能統合、部品の統合が極めて重要なトレンドで、車両の完全性を高めるだけでなく、EVの走行距離を延ばすと説明。Amodelの優れた金属代替機能と設計の柔軟性、摂氏280度までの幅広い温度範囲での耐久性がプロジェクトの成功に重要な役割を果たしたと強調している。
電池モジュール設計に使用されるAmodelのHPPグレードは米ジョージア州オーガスタにあるサイエンスコの工場で製造されている。
Altair Enlighten Awardは、コンサルティングサービスの米Altair Engineeringと米国自動車研究センター(Center for Automotive Research)が共催。フルビークル部門、モジュール部門、軽量化実現技術部門の3部門で革新的な車両軽量化技術を開発した企業に授与される。
2024/9/4


