中国の浙江吉利控股集団(吉利集団)が49.9%出資するマレーシアの国民車メーカー、プロトンは10日、エジプトでのCKD生産開始に向けて部品キットの輸出を開始したと発表した。小型セダンの「サガ」の左ハンドル車を同国で組立生産する。プロトンが左ハンドル車をマレーシア国外で生産するのは初の試みとされる。
プロトンは2004年に同国の自動車販売会社であるエズ・エララブ(Ez Elarab)と契約し、同国への完成車(CBU)の輸出を行ってきた。累計の輸出台数は1万7000台で、今年は1400台超の輸出を見込んでいる。
■エズ・エララブの工場で年産5千台規模
エズ・エララブの自動車生産子会社であるエズ・エララブ・エルスウェディー・オートモーティブ・ファクトリーズ(ESAF)の工場で「サガ」を組立生産することになっており、今年12月の生産開始を予定している。生産規模は2025年に年間5000台に達すると見込んでいる。今回の輸出開始式典では120台分のキットが第一陣として出荷された。
プロトンはエジプトでのCKD生産事業によって2026年末までに5億7000万リンギ(約186億円)、関連する部品の輸出によって2000万リンギ(約6億5000万円)の売上高を見込んでいる。
2024/09/11


