小糸製作所は17日、米州での受注拡大に対応するため、メキシコとブラジルで自動車照明器の生産能力を増強すると発表した。

同社の米州事業は、米国・メキシコ・ブラジルの3カ国で自動車照明機器を生産。日系に加え、米系自動車メーカーからの受注が拡大していることから、ブラジルでの売上高は2026年度に23年度比で約2倍に、メキシコでの売上高は28年度で同約2倍に達する見込み。このため同社はメキシコで新工場を建設するとともに、ブラジル工場を拡張する。

■メキシコ新工場は26年4月稼働へ

メキシコでは中部サンルイスポトシ州サンルイスポトシ市のコリナス工業団地にある現工場に隣接し、新工場を建設する。投資額は約200億円で、26年4月の生産開始を予定する。新工場の稼働により、メキシコでの年産能力は前照灯が180万台から300万台、標識灯が120万台から180万台にそれぞれ拡大する。主な納入先はトヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、マツダ、フォード・モーター、ゼネラル・モーターズ(GM)など。

■ブラジルの拡張工場は25年8月に生産開始へ

ブラジルでは南部サンパウロ州ソロカバ市の現工場の敷地内で拡張工事を行う。投資額は約130億円で、拡張部分の生産開始は25年8月を予定する。これによりブラジルでの年産能力は前照灯が50万台から85万台、標識灯が50万台から85万台にそれぞれ拡大する。主な納入先はトヨタ、ホンダ(四輪、二輪)、日産、フォードなどとなっている。

2024/9/18

 

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