韓国の現代自動車グループ傘下の自動車部品メーカー大手、現代モービスは16日、スロバキアで新工場を建設すると発表した。新工場では電気自動車(EV)のパワーエレクトリック(PE)システムを生産する。現地時間の15日に同国政府との投資協定を締結した。

新工場は同国西部ノヴァキ(Novaky)で建設される。投資額は2500億ウォン(約274億円)で、敷地面積はサッカーフィールドにして14面分に相当する10万5700平方メートルとしている。2025年の下半期(7~12月)中に稼働を開始させる予定だ。

■年産能力は30万ユニット

新工場で生産するPEシステムはEV用のモーターとインバーターを一体化した製品で、年産能力は30万ユニットとしている。同社は北米でもPEシステムの生産を予定しており、年内に米ジョージア州ブライアン郡リッチモンドヒルの工場で生産が始まる見通し。ジョージア州政府による2022年11月の発表によれば、現代モービスのリッチモンドヒル工場でのPEシステムの年産能力は90万ユニットとされる。

スロバキアのノヴァキに建設する新工場は同社にとって欧州で3カ所目の電動化拠点となる。同社はチェコに電池システム(BSA)を製造する工場を保有するほか、スペインでもBSA工場の建設を進めている。

■ジリナの既存工場に104億円

同社はまた、スロバキア北西部ジリナ(Zilina)にある既存工場に950億ウォン(約104億円)の追加投資を実施すると表明した。ブレーキシステムやエアバッグを製造するための新棟を建設するとしている。

2024/10/17

 

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