自動車部品大手の独ZFはこのほど、2021年7月に発生した洪水で被災した同国西部ラインラント・プファルツ州アールヴァイラー(Ahrweiler)の工場を移転すると発表した。同州ニーダーツィッセン(Niederzissen)に移転するとし、10月28日に起工式を開催したとしている。
アールヴァイラー工場では現在、約230人を雇用している。21年の洪水では甚大な被害を受けたが、従業員の努力や欧州域内の他工場からの協力もあって操業を停止した期間を最小限に抑えることができた。だが、将来的な再度の被災に備えるために移転を決めたとしている。移転先の新工場では2026年の上半期(1~6月)中に操業を開始する予定だ。
移転先の新工場ではダンピングバルブの生産ラインを4本敷設するほか、ピストンロッドなどの生産ライン、試験・分析用の技術センターも備える。床面積は1万3000平方メートルで、このうち6000平方メートルが生産スペール、4000平方メートルが物流スペース、3000平方メートルが事務・研修用のスペースとなる見込みという。
2024/11/01


