商用車向けエンジン大手の米カミンズは14日、提携するオランダのNPROXXと共同開発した水素を動力源とするトラック用の700バール圧力容器2種を発表した。


ドイツで設計された「AH710-70」と「AH620-70」はいずれもタイプ4の水素貯蔵タンク。タイプ4の水素貯蔵タンクはカーボンファイバーワインディング成形の貯蔵ソリューションで、ポリマーライナーを使用。トラックなど高圧や集中的使用が要求される用途に適している。加圧水素タンクの国際規格であるR134認証を満たす大口径、700バールの水素圧力容器は市場初という。

AH710-70は直径27.5インチ(約70センチメートル)のタンクに最大22.2キログラムの水素を貯蔵。バルブを含む全長は96.6インチ(約245.4センチ)。容量12.4キロのAH620-70は、直径24インチ(約61センチ)、全長75.5インチ(約192センチ)で、よりタイトな構成に適合できる。どちらもさまざまな車両アーキテクチャーへの統合を容易にするネックマウント設計を備え、汎用性を高めている。

水素を動力源とするトラックの航続距離は、搭載されているタンクの数やパワートレインの効率、デューティーサイクルによって異なる。カミンズによれば、キャブ後部に設置された4つのAH710-70タンクのスタックが「最大600マイル(約965.6キロメートル)の範囲のオンボードストレージを提供することが期待されるという。

2024/11/15

 

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