自動車部品大手の仏フォルヴィア(Forvia)傘下の独フォルビア・ヘラー(Forvia Hella)は14日、リアウイングライトを開発したと発表した。同社がリアウイングとコンビネーションライトを一体化するのは初めて。吉利集団傘下の「Lynk & Co(領克)」のスポーツタイプ多目的車(SUV)「Z20(欧州名02)」に搭載する。
■中国で開発・生産
リアウイングライトは中国で開発と生産が行われ、今年9月に量産に入った。リアライトのカバーは外側に130ミリメートル張り出しており、超ロングオーバーハング設計により車両の空力性能を大幅に向上させた。金属素材に比べてより理想的な角度をもたらすことができ、空力性能を最適化。風の抵抗を効果的に低減し、車両の安定性やエネルギー効率を向上させるとしている。
2024/11/18