VTホールディングス(本社:愛知県名古屋市)は9日、同社傘下の英国の自動車メーカー、ケータハム(Caterham EVo)が量産・市販化に向けて開発を進めている新型の電気自動車(EV)のスポーツクーペ・プロジェクト、「プロジェクトV」の試作車に台湾のシン・モビリティー(Xing Mobility)が開発した液浸冷却電池パックを採用すると発表した。
ケータハムは昨年7月に英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでプロジェクトVのコンセプトカーを世界初公開し、日本でも今年1月に東京オートサロンで公開した。プロジェクトVは、「Light-weight」「Simple」「Fun-to-Drive」というケータハムのDNAを受け継ぐEVスポーツクーペ。現在、東京アールアンドデー(東京R&D)とプロトタイプ車両の開発・製作を進めており、完成は2025年央ごろを目指す。
■エネルギー密度は最大200Wh/kg
シン・モビリティーが開発した液浸冷却電池「IMMERSIO Cell-to-Pack(CTP)」は、優れた放熱性、安全性、高エネルギー密度が特長。電池セルを誘電性の液体に浸す液浸冷却技術で、迅速かつ均一な放熱で高い安全性を誇り、最大200Wh/kgのエネルギー密度を実現する。
シン・モビリティーは2015年の設立で、台湾に生産工場を持ち、日本ではエッチ・ケー・エス(本社:静岡県富士宮市)とEV事業で協業している。
2024/12/10


