中国の浙江吉利控股集団(吉利集団)が49.9%出資するマレーシアの国民車メーカー、プロトンは16日、電気自動車(EV)ブランド「e.MAS(イーマス)」の第1弾モデルとしてスポーツタイプ多目的車(SUV)の「e.MAS7」を発売した。国民車メーカーとして初のEVとなる。
プロトンは今年6月にe.MASブランドを発表。e.MASは「Electrifying Malaysia(マレーシアの電化)」を意味し、同ブランドのロゴはプロトンのロゴと同様、トラを採用した。
■吉利開発のLFP電池搭載
e.MAS7は電池セルをシャシーに直接埋め込む「セル・トゥ・ボディ(CTB)」技術を採用。グループ会社の吉利汽車が今年6月に発表したリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池の「神盾短刀電池(Aegis Short Blade Battery)」を搭載している。
■航続距離は最長410キロ
プライムとプレミアムの2グレードが用意され、航続距離はWLTP(国際調和排出ガス・燃費試験法)サイクルでプライムが345キロメートル、プレミアムが410キロ。両グレードともDC急速充電に対応し、約10分間の充電で最大135キロの走行が可能になるという。価格はプライムが10万9,800リンギ(約380万円)から、プレミアムが12万3,800リンギ(約428万円)からで、最初の購入者3000人までは4000リンギ(約13万8000円)の割引を行う。
プロトンは6月時点でe.MASブランドから5モデルを投入する計画と発表している。
2024/12/17


