三菱電機グループの三菱電機モビリティは23日、わき見運転や居眠り運転を検知する「ドライバー・モニタリング・システム(DMS)」を開発する豪州のシーイングマシーンズ(Seeing Machines)と資本業務提携に関する契約を締結したと発表した。
三菱電機モビリティが4000万ポンド(約78億8000万円)を出資し、シーイングマシーンズが23日に実施した第三者割当増資で発行した株式を引き受け、24日には既存株主が保有する株式を追加取得する。これにより、三菱電機モビリティの出資比率は19.9%となる予定。
■DMS市場の急拡大を予想
DMSは事故防止への有用性から、欧州では2026年から新車への搭載が義務化され、その他の主要市場でも規制化の動きがみられることから、世界的に市場の急拡大が見込まれるという。また、ソフトウエア定義車両(Software Defined Vehicle、SDV)の進展に伴い、DMSの供給形態は今後、ハードウエアとソフトウエアが一体となったコンポーネントビジネスだけでなく、ソフトウエア単体ビジネスが拡大する見込み。
三菱電機モビリティは、同社の強みである漫然運転や乗員の体調異常などを車載環境で高度に状態推定する技術と、シーイングマシーンズの強みである画像処理による顔の向きや視線などを高精度で検出する基本センシング技術を組み合わせ、急成長が見込まれるDMS市場の事業拡大を目指す。
2024/12/24


