日本ゼオンは3日、 中国の完全子会社の瑞翁貿易(上海)が、上海恩捷新材料科技(SEMCORP)の関係会社である珠海辰玉新材料科技(広東省珠海市)とリチウムイオン電池に使用される負極用バインダーを販売する合弁会社を設立することで合意したと発表した。合弁会社は4月末に設立される予定だ。


合弁会社の社名は上海辰翁新材料科技(Shanghai Chenon New Materials Technology)で、出資比率は辰玉新材料科技が51%、瑞翁貿易(上海)が49%。上海市にあるSEMCORPの本社内に設立する予定という。

新設する合弁会社は、ゼオンが辰玉新材料科技に供与するリチウムイオン電池の負極用バインダーに関する製造技術と知的財産権などに基づきライセンスされた製品を、独占権をもって中国国内市場に限定して販売する。今回の提携を通じてセパレーターの中国市場でトップシェアを誇るSEMCORPの販売チャネルを生かすとともに、ゼオンがこれまで培ってきた負極用バインダー技術と辰玉新材料科技の製造コスト競争力を融合し、中国国内市場の負極用バインダー事業のさらなる拡大を目指す。

2025/03/04

 

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