トヨタ自動車株式会社は12日、カーボンニュートラル社会の実現に向け、マルチパスウェイの取り組みの下、欧州市場の電気自動車(EV)ラインアップを拡充すると発表し、欧州でトヨタの新型EV「C―HR+」に加え、EVのトヨタ「bZ4X」とレクサス「RZ」の新モデルを世界初披露した。いずれもスポーツタイプ多目的車(SUV)となっている。

■「C―HR+」の航続距離は最大600キロ

C―HR+はEV専用プラットフォーム(車台)の「e―TNGA」を採用し、電池セルに改良を加えた2つのリチウムイオン電池を設定した。航続距離は、ベースとなる電池容量57.7キロワット時(kWh)仕様が455キロメートル、電池容量77kWh仕様が600キロメートル。合わせて前輪駆動タイプと全輪駆動タイプを設定し、幅広い選択肢を提供する。2025年後半から欧州で発売する予定。

■「bZ4X」のイーアクスルを効率化

「bZ4X」の新モデルはC―HR+と同様、2つのリチウムイオン電池を設定し、ベースとなる電池容量57.7kWh仕様と73.1kWh仕様をラインアップ。eAxle(イーアクスル)の高効率化もあり、73.1kWh仕様の航続距離は従来型比で約70キロ伸ばした。25年後半から欧州で発売する予定。

■レクサス「RZ」はEVシステム全面刷新

レクサスRZはEVシステムを全面刷新し、航続距離を伸長するとともに充電時間を短縮。高出力モーターを搭載した「RZ550e"F SPORT"」をラインアップに追加した。航続距離は、「RZ500e」が500キロ、「RZ350e」が575キロ、RZ550e"F SPORT"が450キロとなっている。2025年秋以降、順次各地域で発売する予定。

2025/3/12

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する