米半導体メモリー大手のサンディスクは12日、先進的な車載AI(人工知能)システム向けに設計された業界初の車載グレードのUFS(Universal Flash Storage)4.1のインターフェースデバイス「Sandisk iNAND AT EU752 UFS4.1 組み込みフラッシュドライブ(EFD)を発表した。
ソフトウエア定義型自動車(Software Defined Vehicle、SDV)の進化に伴い、性能の向上と、より頻繁なOTA(オーバー・ジ・エア、無線更新)によるアップデートの必要性が高まっている。高速な UFS4.1 インターフェースにより、ソフトウエアのアップデートが迅速に行われ、顧客のダウンタイムが短縮される。
先進運転支援システム(ADAS)や自立走行(AD)、eCockpit などの車載AIシステムが安全に機能するためには、センサーやデジタルマップ、AIデータベースから情報を引き出す必要がある。iNAND 組み込みフラッシュドライブは、データを必要なときに確実に利用できるようにするために不可欠で、ADコンピューターにリアルタイムの車載ストレージを提供することで、クラウドへのアクセス時に発生する遅延や接続の問題を克服するという。
■性能と容量が2倍に
Sandisk iNAND AT EU752 UFS4.1 EFDは従来のUFS3.1 デバイスより2倍以上高い性能と、これまで市販されていたデバイスの2倍の容量が見込まれる。サンディスクの最新の「BiCS8 TLC NAND」技術により最大1テラバイト(TB)まで利用可能で、データストレージの性能、容量、耐久性、信頼性の向上を求める車載アプリケーションに革新をもたらし、自動車のAIイノベーションを推進するとしている。
2025/03/14


