小糸製作所は1日、自動車用照明器の製造と販売を手がける中国・福建省福州市の連結子会社、福州小糸車灯の解散と清算手続きを開始すると発表した。2026年3月期第1四半期に解散決議を行い、27年3月期第1四半期に清算を完了する予定。
福州小糸車灯は1995年の設立で、広州小糸車灯(広東省広州市)、湖北小糸車灯(湖北省孝感市)とともに中国事業の拡大を図ってきたが、供給先である日系自動車メーカーの販売不振に伴い収益が悪化していた。
小糸製作所は中国の3拠点体制を見直し、過剰となっている生産能力を最適化するとともに、経営資源の集中・効率化を図ることがグループの収益性改善と企業価値向上につながると判断し、福州小糸車灯を解散・清算することを決めた。
今後の中国事業は広州小糸車灯と湖北小糸車灯の2社で展開。日系の自動車メーカーに加え、地場メーカーの受注拡大を図るとともに、2社の相互供給・相互補完による固定費抑制などにより、早期の業績改善に取り組むという。
2025/4/2


