堀場製作所は10日、同社独自の赤外線ガス分析技術「IRLAM(アーラム)」が米国環境保護局(EPA)により、窒素酸化物(NOx)排出量測定で従来の測定手法である化学発光(CLD)法に加え、代替測定手法として認められたと発表した。これにより、IRLAMを採用した装置が重量車用エンジンと乗用車の認証試験で使用可能になり、自動車開発の現場でNOxの高精度測定と試験の効率化に貢献するとしている。
IRLAMは堀場独自の設計技術により、測定対象のガス濃度を高感度かつ高速で測定できるだけではなく、さまざまな干渉ガスが含まれる状況でも高精度測定が可能。温度や気圧の変化が激しい過酷な環境下でも信頼性の高いデータを提供できるため、ラボ試験やRDE(Real Driving Emissions)試験でも優れた性能を発揮するという。さらに、メンテナンスコストの削減や機器の耐久性向上にも貢献し、環境規制に適合しながら効率的な試験運用をサポートするとしている。
2025/04/11


